2018年度の賃貸住宅供給戸数予測

賃貸は現在活況ですが、国土交通省のデータを見ながら今年の賃貸物件の供給予測を立ててみました。

様々なデータをもとに東京23区 または首都圏の賃貸の見通し推測してみたいと思います。

住宅の着工件数は縮小傾向

野村総研さんは2030年まで予測しています。2016年度までのデータになりますが、下記のように予測しています。

2030年度の新設住宅着工戸数は持家18万戸、分譲11万戸、貸家25万戸

これから人口減を迎えるうえで、住宅の着工件数が減少すると予測しています。

一方リフォーム市場は横ばいということから、建設業のお仕事は相対的に新築よりもリフォームが増えることと考えられているようです。

東京23区の賃貸供給量予測

こちらは国土交通省の住宅着工統計を東京23区で見たものです。

下の表とグラフは、

東京23区 賃貸住宅の新規建築着工戸数です。

(月次データ 17年4月~18年4月)

月次データで見ますと2018年は前年同月比割れだった月が多かったので、着工件数も低下傾向でした、2018年4月は回復しましたが、これは前年4月が低かったからなのかトレンドなのかは5月の結果を待ちたいと思います。ただし少なくともいえるのは、着工から竣工までの期間は「建てる階数+2~3か月」ということが言われていますので、少なくとも高層マンションタイプなどはこれから先、昨年よりも供給量が低下傾向であることは間違いなさそうです。

(年度次データ 2011年~2017年)

2011年から比較すると昨年度、一昨年度は1.5倍の供給量となっています。また2018年3月までの2017年度は一転減少に転じました。23区内については需要が勝っているので賃貸需要の底堅さと供給の減少トレンドが今年の見込みとなると考えています。

底地価格の上昇もあるので新規供給物件の賃料は上昇傾向です。土地の活用方法として賃貸マンション以外にも方法がある時代です。この数カ月の着工状況が、来年の繁忙期の物件供給量を決めるのではないかと考えています。

今年度はさらに物件探しが大変に?

供給側から見たデータをご紹介しましたが、需要はどうでしょうか。東京はまだまだ需要が落ちる要素はありません。賃料は上昇傾向ですので、物件探しはさらに大変になるのではと考えています。この数カ月の着工状況を注視しながら今後もご提案を続けてゆきたいと考えています。

投稿者プロフィール

西原 太
法人営業部ではお客様へ正確な情報とホスピタリティをご提供します。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
東京都葛飾区出身 宅地建物取引士 AFP
趣味:東京の街、車